以下、旭東教会でも週報発送に合わせて、牧師室便りを書き始めたので、Blogにアップします。
手を入れる時間がないので、ほぼそのままに近いですが、悪しからず。
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『 旭東教会 牧師室便り』
2015年6月7日 1号
牧師 森 言一郎
はじめまして。あるいはお久し振りです。
4月から旭東教会の牧師として歩みだしました森言一郎です。
前任地は日本最北の町・稚内教会でした。他に「自己紹介」に近いものをピン ク色の紙に、ジュニアサークルの保護者や子どもたち向けに記しましたので、そちらも合わせてご覧下さい。
※注 ピンクの紙の自己紹介は、旭東教会HPの牧師紹介を土台としたもの。
引っ越して来て2ヶ月と少しが経ち、こうして『週報』をお送りするのに合わ せて、『牧師室便り』を記すことにしました。
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最近、「鰆(さわら)と言えば岡山ですよ」ということを教えて頂いて、新たな感動を覚えている私です。
鰆の刺身の美味しさにびっくりしたことを岡山県東部地区の牧師達の前で話したところ、たたきは食べましたか?」という年配の先生のお言葉。
いやぁー、少しあぶったタタキがこんなに美味しいとは知りませんでした。たたきといえばカツオしか知らなかったのが本当です。
これまでの我が人生で、鰆は焼き魚でした。
鯖の塩焼きよりも少し上等で、妻(美樹さんといいます)が鰆の切り身を味噌漬けにして焼いてくれる以外、鰆になじみがなかったのです。
これは稚内で本場のホッケを口にして驚いたことに通じます。
稚内に暮らして1年ほど経ってからホッケの美味しさに気付きました。それまで居酒屋の安いつまみとしか思っていなかったホッケがあちらでは本当に美味しかった。
この先、岡山名産の桃やぶどうも別物の美味しさなのか楽しみです。
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ところで、伝道者になってから20数年になります。
神学校に入学してからですと既に25年以上が経ちました。おかしな言い方かも知れませんが、牧師として積むべき挫折や失敗をようやく人並みに経験し、いよいよスタート地点に立ったなぁという感じを抱くこの頃です。
いや、もう少し言うなら人としてなのかもと感じます。
今の私。毎週の説教の言葉は、そうした所からの復活の恵みに生かされている、ということが根底にあります。
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今、妻と共に心から思っていること。
それは旭東教会に導かれて本当に幸せだということです。
最近大切な先輩がお便りに「牧師のあいうえお」なるものを記してくれました。あ=あせらず、い=急がず、う=羨まず、え=笑顔で、お=おこたらず、と記されていたのです。
不思議と羨む心はありません。我が人生にとって西大寺に立つ旭東教会に仕える今が最善の時と信じています。
私は、どこで働くせよ、どこの学校で学ぶにせよ、そこが一番よいところと考えろ、という自分の父親の口癖が身に染みているのです。
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週報を受け取られた皆さん。
ゆっくりとお話できる時間が与えられることを楽しみにしています。いつでもお声掛け下さい。
平日、教会にお出で下さるのでしたら、お嫌いでなければ、香り高い珈琲豆をその場でガリガリと挽き、わたしが珈琲専用のポットで一杯ずつドリップいたします。
ぜひ、一杯ご一緒して下さい。end