どこかで見たことがある名前。でも、直ぐには思い出せない方から小さな封筒が届いた。DVDも一緒に入れられていた。
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稚内教会 森言一郎先生
稚内教会の皆様、寒中お見舞い申し上げます。
昨年10月12日、日本最北端の厳しい地で日本一暖かいウエブサイトを運営される貴教会の主日礼拝に出席させていただきありがとうございました。暖かく迎えていただき感謝しております。
とあった。
手紙を読み始めて、さまざまな記憶が鮮明によみがえる。ご夫妻の姿が立ち上がってきた。
礼拝の時のご挨拶の言葉も明確に覚えていた。
奥さまは「きょうの説教は、わたしたちのために語られたもの・・・」と、創世記40章からの『 夢の解き明かしは神が 』を聴いての感想を、嬉しそうに表現してくださった。
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また、御主人は教会ホームページのトップにある言葉に注目してくださったご挨拶を下さった。「他では見たことがありません」と言われたように思う。
稚内教会へようこそ♬
あなたがほっとできる居場所があって
生きる喜びを見いだせる教会
だれもが安心して集い
うたい 祈り
「み言葉」と「神さまからの息」によって
癒やしと和解が与えられ ゆるされた人として
互いに 手をさし伸べ
ありがとう ゴメンなさいって言える
そんな私たちでありたい
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さらに御主人は、所属されている教会の牧師交替が予定されていることを、ひと言ふたこと口にされ、悩みながらの北海道の旅を続けておられる様子がこちらにも伝わって来た。
その後、道は拓かれたのだろうか。
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偶然(神さまの摂理で、と言うべきか)、10月19日(日)、わたしが交換講壇で旭川星光伝道所をその日の朝、そして午後は、美馬牛福音伝道所にて奉仕したその日、同じ空をながめながら、感動し、写真を撮って居られたことを手紙で教えて下さった。
教会HPのBlogをご覧くださっていたのだろう。
うれしいことに、こう記してくださった。
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森先生が10月19日交換講壇で美馬牛福音伝道所に行かれたそうですが、私達もこの日は美瑛・富良野を回っていました。
素晴らしい好天下に撮影した美瑛・富良野の風景、三浦綾子の詩、旭川の屯田兵村記念館、倉本聰の世界等370枚を取り込み、さだまさしの「北の国から」の音楽をBGMとした手製DVD「晩秋の北海道」を郵便局より別荘させていただきました。
ご覧頂ければ幸いです。
厳しい寒さが続きます、皆様お身体ご自愛ください!
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何ともあたたかな励ましと分かち合いだろう。「日本一暖かいウエブサイト」と言ってくださったことも素直に喜びたい。
以前も記したが、誉めてくださること、大きな力になる。
ちいさな努力が実を結んだような、静かに喜びがこみ上げてくる。そんな日だった。
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Hさんご夫妻、本当にありがとうございました!
「晩秋の北海道」のDVDも見事でした。
わたしもその日に撮った、美馬牛福音伝道所の写真を、きょうのBlogに添えよう。
あの日は、日曜日の中でも忘れられない、本当に美しい一日だった。北海道に暮らす幸せ堪能した、そんな日曜日だった。end