ほっけフライ。今晩いただきました。興奮さめやらぬうちに書き記します。
いやー、北海道2年目のわたし。そして妻も入れれば私たち。完全にカルチャーショックです。これまで食べてきた白身魚でこれほど完成度の高いフライはないのでは、と感じるほど、ほっけフライはうまい。
食いしん坊万歳ってなんか昔ありましたが、ほっけフライ万歳。
このBlogの中で、かつて、チカのフライを絶讃したことがありました。チカちゃん確かに美味しいです。見事なサクサク感で、軽くてすばらしい。
でもねぇ、チカって、幾つ食べても満足できないっていうのが泣き所だったような気がします。今振り返ると。チカちゃんにはチカちゃんの素晴らしさがある、と今でも思っては居りますが・・・・・。
先日、同じ町内のお友だちがおろして届けてくれていたホッケちゃん。
妻は冷凍していてくれたようで、本日、我が家の夕飯に登場。タルタルソースはなかったけれど、ウスターソース、そして、ケチャップとマヨネーズを混ぜて即席でつくった“オーロラソース”。これで十分です。はい。
インターネット上で「ホッケフライ」で検索すると、やはり、同じ様な驚きをもっている人がそれなりにいる様子。
わたしも人生50数年。東京近郊にもそれなりに長く住んでいましたけれど、「うちの魚フライ定食は“ほっけ”使ってますよーっ!」というお店は一度も聞いたことがない。
もちろん、生まれ育った九州・大分。あるいは、仕事で移り住んでいた福岡。アジフライは聞いたことがあっても、ホッケのフライなんて皆無だった。それどころか、ホッケという魚自体、普通のスーパーでは流通していないのではないかと思う。
新潟県の上越市にある教会に仕えていた頃、100㎞程離れた所にある伝道所のB級グルメ牧師・“うすちゃん”。彼がサバのフライを朝食のパンにはさんで食べたというのを聞いて驚いたことがあった。だけれ、あのB級グルメの“うすちゃん”すら、北海道のほっけフライの旨さは知らないのではなかろうか。
彼、青春18切符を使いこなして、色んな所に出掛けるのが得意だったけれど。
ある方のBlogに「どうして今までこれが無かったの?というくらい抜群のふわふわ感。サクサクっとしてふわっとして、癖の無い味、変な水っぽさが無い」とあったが、正にその通り。
本当に失礼いたしました。道民のみなさん。稚内のみなさん、とりわけ漁師の皆々さま。そして稚内教会のみなさん。緑町内のみなさま。ほっけ、おそるべしであります。
最近、妻は、ほっけの干物も作り始めました。味噌漬けにも挑戦するそうです。
わたくし、ほっけさまに足を向けて寝ることは、生涯決していたしません(゜゜)(。。)ペコッ end
追伸:それにしても、どうしてこんなに安くて旨いものが、道外に広がらないのだろう。不思議でなりませぬ。