先週の水曜日の夕食後に、体がみょうに軽い感じがした。なんとなーく、ふわーん、くるーんと回るような気分である。気持ちよくない。
夕食はふつうに口にしたが満足感よりも軽い吐き気のようなものがあった。風呂に入って、しばらくリラックスタイムをもう少し過ごせる時間帯だったが、わたしはポソリと「もう、休む」と言って布団に入った。
ところが布団の中は極楽どころか、ますますいやな感じではないか。起きていても気持ち悪かったのだが、横になってもさらに気持ち悪い。15年ぶりくらいだろうか。かなりのめまいだ。気持ちは悪いのだが、とにかく休みたいという、カラダからの強めのSignが勝ったのか、その気持ち悪さを抱えたまま、眠りに落ちていった。
翌朝、何度も目覚めるが、飲みたくも食べたくもないし、起き上がれない。そんな時間がだらだらと続き、もたもたしているうちに、お医者さまの数が限られているこの町で診て頂く場所を失ってしまい、とうとう、市立病院の急患窓口にお世話になってしまった。
2週前まで教会で行動を共にしていた、縣(あがた)神学生とのやり取りのなかで、どうも、わたしはこういうことを伝えていたようだ。縣さんが送ってくれた最近のメールにこうあった。
【森先生が教えてくださった「心には限界があることを」しっかり念頭にいれつつ、聖書にあるイエス様の生涯を思い起こしつつ・・・】と。
そんな風に、将来の同労者に対して話していたにもかかわらずのダウンだった。まぁ、今回は心の問題ではなく、客観的に考えると、自分も50を過ぎて体力も明らかに下り坂になっているのに、己を顧みず無茶をするから、そんなことになってしまった、ということだと思う。
めまいと吐き気と胃の不快感はかなりのものだったので、もしや、一年の内に深刻な病気が発生して進行してしまったか、等という思いがよぎったことも事実。ほぼ確実にそれはないのだが。
それにしても教会の方々には、説教も、役員会もすべてキャンセルして・・・と心配をお掛けしていたようで心苦しい。
わたしたち夫婦の共通の友からは土曜日にメールが届いていた。妻を経由して、ダウンしていたことが伝わっていたらしい。
【 代役がいない人で、どうしても休養が必要・・・けれど決して自分から休もうとしない人には、神様がこうやって休息を与える・・・。寝ているのもイライラしますが、日曜日にダウンされたわけではないので、神様さすが。「ゆっくりなさって」等と申し上げれば、焦るだけですから、そのようなことは決して言いません。メッセージを楽しみにしています!】との励ましを頂いた。おかげさまで気合を入れられました。
その後、さきの縣神学生からは、【先生、 めまいということですが、もしかしたらそれは、疲労からくるものだと思われます。というのも、私もめまい・・・・出るとジェットコースターに乗ったような感じになり、吐き気をもよおします。なので、私はまわりそうなときは、集中して何かをするのをやめて、休養を取るようにしています。とにかくメニュエルの大敵は『睡眠不足』です。ほかにも疲労やストレスなどが絡んでくるのですが、とにかく寝るのが大事なようです。】とメールを送ってくれていた。アリガタイおことば。
恥ずかしながら、わたくしもりげんいちろう、Soccer審判員○級!の資格をもっておりますが、この度のダウンは、神さまからのイエローカードと謙虚に受け止めて反省しております。日付が変わる前には就寝し(お世話になった東京・巣鴨のおばあちゃまがお話されてました)規則正しい生活をする。それがこれからしばらくの目標でございます。